園長のひとりごと

8月
2020-08-31
 8月、それは1年のなかでも特別な月、今年は戦後75年目の夏です。75年前、第二次世界大戦と呼ばれる戦争が約6年間続いた末、広島と長崎に原子爆弾が投下され、戦争は終わりました。当時の戦争を体験された方々は、ご高齢となり、毎年、戦争への恐怖心が世の中から薄れていくように感じるのは私だけでしょうか。75年前というと、随分と昔のように聞こえますが、私が保育園の年中だった頃は「今年で戦後35年目の夏を迎えます」とテレビでは放送していたはずです。今、思い起こせば、あの当時から僅か35年前、広島は焼け野原だったのです。あれから40年が経ちますが、あっという間の期間でした。戦後75年とは、そんな遥か昔々のお話ではないのです。しかし、世代は変わります。現在、世界の主たる国の指導者で世界大戦といわれる戦争を経験された方は数名しかおられず、大国に触発され、少し危険な自国第一主義のような風潮が各国で見え隠れし始めました。国の指導者ともなると、自国の歴史、世界の歴史、戦争の歴史は当然心得ておられるとは存じますが、戦争反対への姿勢が若干消極的に感じます。戦後から75年が経ち、今では信じがたい世界の中で、戦争を経験された方々は、日々少なくなっていきますが、それと共に、戦争の記憶をも風化させてしまってはいけません。私たちは大人になりました、そして、またすぐに次の世代が大人になりますが、その時、その時代の大人たちが、しっかりと戦争の悲惨さ、怖さを忘れないように語り継ぐことで、子どもたちの幸せは継続できるのです。大人が戦争の悲惨さ、怖さを忘れてしまった時、その時代の子どもたちは、想像を絶する苦しみの世界へと投げ込まれていきます。決してそのようなことを望んでいる大人はいないとは思いますが、悲劇でも忘れてしまえば、再び起こる可能性は残されます。75年前の戦争を忘れない、そして、その悲惨な記憶を後世へ繋げる、風化させない、本当に子どもたちの幸せを願うとは、そういう事なのではないでしょうか。子どもが、漫画を手に取るようになりましたら名作「はだしのゲン」を一度は薦めて頂き、親子で非戦への思いを確認して頂きたいと思います。
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ドキドキドキ♡
2020-07-01
 子ども(赤ちゃん)を抱いていると、心臓の鼓動を強く感じる時があります。それはとても速く、しばしば大人は驚かされます。その速さは1分間に140回程で、大人の約70回をはるかに超える速さです。しかし、それも年齢と共に落ち着き、中学生くらいで、ほぼ大人と同じ速さになります。新生児では猛スピード、それが徐々に減速し、一定になっていく。この変化に極めて近似しているものがあります。それは脳の成長、感覚の発達です。脳は生後すぐに猛スピードで成長を始めます。そして12才くらいでほぼ完成します。視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚、これら五感も同様に早期の完成を迎えます。この時期は一生を通してとても重要で大切なのです・・・が、自然に繰り返される日常生活のなか、細かい発達過程など知る由もなく、現実味はありません。ましてや、脳、感覚などに、気を止める事はありません。しかし、「ドキドキドキ」心臓の鼓動は、とても解りやすく、その大切な時を私たちに示しているのです。子どもの胸に優しく手をあててみて下さい。そこでは、猛スピードの成長が脈を打ち、発達が鼓動しています。この驚くべき速度は、脳が成長する、感覚が発達する速度そのものなのです。新生児では猛スピード、それが徐々に減速し、一定になっていく。子どもたちにとって大切な時はいつなのか、大人はその時何が出来るのか、幼き胸に当てた手の平から、今日も沢山感じてください。「ドキドキドキ」そこでは懸命に成長しようとする魂のビートが、確と刻まれているのです♡♡♡
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「守り守られ」
2020-03-21
 あなたは今、守られていますか?子どもたちは、お母さんお父さんの姿が見えなくなると、時を待たず泣き始めます。不安、寂しいという感情は当然存在しますが、「今、自分は誰からも守られていない!」という具体的な恐怖感もそこにあるのではないでしょうか?遠い昔・・・自分が子どもだったあの頃、 自由に遊び、自由に学び?親の話は面倒だが、一応は耳を傾けて・・・遊び。その当時は、当然のような日常でしたが、実はこれ、親に守られ、周囲に助けられての日常だったことが理解できた今日この頃、只々感謝致します。子どもたちは、元気です、ワガママです、話を聞きません、すぐにイヤイヤ、よく泣いて、物も頻繁に壊します。でもこれらは、お母さんお父さん、そして家族に守られている安心のなかでの事件です。子どもの成長に、安心、心の安らぎは欠かすことの出来ない重要な環境です。この先、学生を経て、社会人となり経験を重ねていくなかに於いても、「自分は守られている」という思いは、強く心の支えとなり、必ず自分を助けてくれます。この大切な思い、記憶を、子どもたちに授けてあげることが出来るのは、お母さんお父さん、家族です。安らぎと温もりのなか、子どもたちの笑顔、子どもたちの心、子どもたちの未来をしっかりと守ってあげてください。守り守られに終わりはありません。いくつになっても、どんな時でも、我々は誰かをしっかりと守り、いくつになっても、どんな時でも、我々は誰かにしっかりと守られているのです。
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いい仕事してますね~♪
2020-01-07
 皆様、毎日のお仕事お疲れさまです。雨が降ろうが、雪が降ろうが、猛暑でも、大雨でも、家族の為、子どもの為、汗水流しておられますね。仕事が終わり帰宅して、少しのお酒と夕食「はぁ~今日も疲れた~」・・・しかし、この疲労した姿を気遣うことなく、子どもたちはお父さんお母さんとの関わりを求めて襲ってきます。ほんと空気を読んでくれません。「も~今日は仕事で疲れてるんだから~お休みの時に遊んであげる」とかわしつつ、子どもたちの諦めを待ちます。子どもたちはエネルギーに溢れています。突然のアクセル全開!そして方向転換、急ブレーキ!からの寝落ち。昼夜働き、疲れた心身で、このエネルギーを受け止めることは大変です。「そうそう」。しかし子どもたちも昼夜関係なく猛烈なスピードで成長していることも事実です。「えッ!?」。お疲れのところ大変申し上げ難いことですが、我々には、まだ、子どもたちの成長にしっかりと関わるという大仕事が残っております。我々大人に与えられた2つの仕事、1つ目は、今を幸せにするため社会に仕える事、そしてもう1つは未来を幸せにするため子どもたちに仕える事です。1日の大半を社会に仕える事で、疲労困憊の日もあると思います。満身創痍な日もあるかもしれません。でも何かひとつ、一日ひとつは子どもたちが笑顔になれるような関わりをもってあげて下さい。それは一瞬でも構いません、些細なことで構いません、子どもたちにひとつ感動をあげて下さい。今を幸せにする仕事同様、子どもたちと関わり、感動を積み重ねることも、未来を幸せにする、価値ある大人の仕事なのです。頑張る背中、優しい笑顔に触れた子どもたちは、きっと「お父さんお母さん、お疲れさま、お父さんお母さん、ありがとう♪」とその姿、温もりを深く心に刻んでくれることでしょう。皆様「いい仕事してますね~」GOOD JOBです♪
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サプライズ!
2019-12-01
 冬のある日、あなたは子どもが寝静まった部屋を静かに静かに歩いています。その手には綺麗に包装されたプレゼント。物音をたてないように所定の場所に設置、ここで子どもを起こしては、すべてが水の泡、緊張しながらバックオーライ・・・任務は無事完了しました!子どもの夢を壊すことなく、今年も年が越せそうです。人はしばしば、人に喜びのサプライズをすることに、自らも喜びを感じます。でもこれは大人だけの話ではありません。子どもたちもサプライズ精神をしっかりと持っています。そしてそのサプライズの目的は、お母さんお父さんの笑顔です。乳児さんの布団に隠れる、カーテンに隠れる、そして「ば~!」も立派なサプライズです。もう少し成長すると、驚かせ方も少し手が込んできます。しかし、これらのサプライズ・・・だいたいの場合、仕掛ける最中に大人にはバレています。でも、ここでは見て見ぬ振り、最後まで、何がでるかな♪何がでるかな♪楽しみに待ちましょう。一方で、子どもたちには、最初から最後までをしっかりと見ていてほしい時も沢山あります。自信に満ちた表情で「滑り台滑るよ」「雲梯見てて」「逆上がりできるようになったんよ」と、その成長した姿で驚かせることにも喜びを感じます。見せないでビックリ!見せてビックリ!子どもたちはサプライズが大好きです。そしてその後に待っているお母さんお父さんの笑顔が大好きです。是非その仕掛け、その成長にビックリしてください。してあげてください。ネタバレでもね♪
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