園長のひとりごと

「信頼」
2017-12-27

もうすぐ新年を迎えます。1年間終わってみれば、とても早く、短く感じますが、1月から振り返りますと、嬉しいこと悲しいこと楽しいこと色々なことがありました。そのなかでも、特別な出来事といえば、新しい生命の誕生ではないでしょうか。子どもたちは母親のおなかに数ヵ月宿り、そして外の世界へ小さな身体で出発します。何も着ず、何も持たず、子どもたちは出てきます。でもみんな心配はしていません。そこには自分のことを誰よりも愛してくれて、そして守ってくれる人たちが待っていてくれるのですから。子どもが初めて寄せる親への信頼はとても大きく、とても尊いものです。親の役割はその信頼に返事をしてあげることではないでしょうか。親の期待に応えさせるのではなく、子どもの信頼に返事をするのです。もうすぐ年が明け、また来年も多くの命がこの世界へ生を受けます。そのとき、平和が守られ、幸せに暮らせる世界に、新しい命を迎えてあげられるよう、我々大人は力を尽くしたいものです。2018年も一日一日を喜びのなか、楽しい子育てが共にできますことを願っております。
よいお年をお迎えください。

 
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「子どもを認める」
2017-12-13
子どもは、小さくて、力も弱く、コミュニケーションも未熟な存在であるから、大人の指示に従わせ、いろんなことを教え込む。このような思いで子どもと関わっていては、子どもだけでなく、大人も楽しく、充実した環境での生活は望めない。人と人、何事に於いても一方的であってはならない。

子どもと関わるとき、まず大人は「子どもを認める」ということを心に置いてほしい。

「認める」とは相手の意思、行動を尊重し、礼を尽くして関わることから始まる。その後、自らも認められることで、信頼し合える良き人間関係が生まれる。大人の社会で「認める」「信頼し合う」ことは必要不可欠であるが、これは相手が子どもでも、まったく変わることはない。

子どもを認め、思いを尊重し、一方的に未熟な存在とせず、行動を見守り、言葉を選び、語り掛け、そして言葉を真剣に受け止める。目の前に困難があれば共に乗り越える。幼き日から継続する「認められている」という思いは、内にも外にも心を豊かに成長させ、やがては大きな力の源となる。大人と子ども、お互いに認め、信頼し合える関係が生まれたとき、現在から未来へ向けて、真に充実した環境での生活が幕を開ける。

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