園長のひとりごと

いやいやいや♪
2018-01-12
起きてから寝るまで返事はすべていやいやいや。子育て初期にこんな日はやってきます。何を言ってもいや、起きるのも、ご飯を食べるのも、着替えるのも、保育園に行くのもいや。お迎えに行っても当然いや。寝るまでいやは続きます。でもこのいやは我々大人が使う『嫌』とは少し意味が違います。
1、2才の子どもたちの言ういやは、自分の存在をアピールするために使っているのです。言葉によるコミュニケーションが充分でない子どもたち「お父様お母様の言われることは、正しいとは思いますが、どこかで、いや~と言わないと、わたしをアピールできないの」大人の社会でも「はい」だけでは自分をアピール出来ません。子どもたちのいやいやいやは、本当に嫌なのではありません。子どもたちは「わたしわたしわたし」と我々に自分の存在を示しているのです。子どもたちの目を見てください『これからも少しの間、「いやいやいや」って言うけれど「わたしわたしわたし」のこと「嫌」になったりしないでね』こう聞こえてきませんか?
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自由と放任
2018-01-04

子どもは、皆、自ら学び成長する力を生まれながらに備えています。大人の役割は環境を整え、子どもの自由な意思と選択を援助することです。しかし、これは放任して何でも自由に行動させることではありません。子育てとは、子どもの人格、尊厳、感情を尊重した上に成り立っています。放任の自由は、子どもへの関わりを放棄することへつながり、人格を無視していることと同じです。大人は勤勉に子どもへ関わり、その生活のなかに発達を感じ、成長への手助けをしなければなりません。間違った自由、放任のなかから自立(自律)心を、育むことはとても難しいことです。子どもを認め、信頼からの自由と、放任の自由は全く別物ということを知って頂くだけでも、子どもの未来は変わってくると思います。

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「信頼」
2017-12-27

もうすぐ新年を迎えます。1年間終わってみれば、とても早く、短く感じますが、1月から振り返りますと、嬉しいこと悲しいこと楽しいこと色々なことがありました。そのなかでも、特別な出来事といえば、新しい生命の誕生ではないでしょうか。子どもたちは母親のおなかに数ヵ月宿り、そして外の世界へ小さな身体で出発します。何も着ず、何も持たず、子どもたちは出てきます。でもみんな心配はしていません。そこには自分のことを誰よりも愛してくれて、そして守ってくれる人たちが待っていてくれるのですから。子どもが初めて寄せる親への信頼はとても大きく、とても尊いものです。親の役割はその信頼に返事をしてあげることではないでしょうか。親の期待に応えさせるのではなく、子どもの信頼に返事をするのです。もうすぐ年が明け、また来年も多くの命がこの世界へ生を受けます。そのとき、平和が守られ、幸せに暮らせる世界に、新しい命を迎えてあげられるよう、我々大人は力を尽くしたいものです。2018年も一日一日を喜びのなか、楽しい子育てが共にできますことを願っております。
よいお年をお迎えください。

 
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「子どもを認める」
2017-12-13
子どもは、小さくて、力も弱く、コミュニケーションも未熟な存在であるから、大人の指示に従わせ、いろんなことを教え込む。このような思いで子どもと関わっていては、子どもだけでなく、大人も楽しく、充実した環境での生活は望めない。人と人、何事に於いても一方的であってはならない。

子どもと関わるとき、まず大人は「子どもを認める」ということを心に置いてほしい。

「認める」とは相手の意思、行動を尊重し、礼を尽くして関わることから始まる。その後、自らも認められることで、信頼し合える良き人間関係が生まれる。大人の社会で「認める」「信頼し合う」ことは必要不可欠であるが、これは相手が子どもでも、まったく変わることはない。

子どもを認め、思いを尊重し、一方的に未熟な存在とせず、行動を見守り、言葉を選び、語り掛け、そして言葉を真剣に受け止める。目の前に困難があれば共に乗り越える。幼き日から継続する「認められている」という思いは、内にも外にも心を豊かに成長させ、やがては大きな力の源となる。大人と子ども、お互いに認め、信頼し合える関係が生まれたとき、現在から未来へ向けて、真に充実した環境での生活が幕を開ける。

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