園長のひとりごと

実況中継中~
2018-05-08
 赤ちゃんは、生まれてすぐに言葉を求めています。「まだ、話をしても分からないし、返事をしてくれることもないから、もう少し大きくなってから」とか「話かける言葉、話題が見つからない。すぐに言葉、話が底をつく」ことはよくあると思います。そんな時は、テレビのアナウンサーになったつもりで、自分の動き、又周囲の環境を実況中継してみてはどうでしょうか。無理に赤ちゃんに語りかけるのではなく、独り言でOKです。「今、洗濯物を干しています♪この白い服はお母さんのです♪お~っと、お父さんの靴下に穴が開いています!!長年お疲れさまでした~。明日から新しい靴下さんに選手交代で~す♪」とか、「おーっと。○○ちゃんが泣いちゃいました!目から涙が溢れています。お腹が空いたのかな~?眠たいのかな~?お母さんも大きなあくびが、出そうです♪ふぁ~~お母さんも涙が出ちゃいました」なんでも構いません。赤ちゃんに合わせて、簡単な言葉ばかり選ぶ必要はありません。遠慮しないで、どんどん言葉のシャワーで、赤ちゃんを包んであげてください。大事なポイントは一つだけ、それは、笑顔です。「お母さんが、ニコニコ楽しそうに、なにかを話してくれている。なんだろう?」子どもたちは、笑顔が大好きです。そして言葉を求めています。難しく考えず、今日から我が家のアナウンサーになってみてください。
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みてみて♪
2018-04-12
 子どもたちにとって車から見える景色はとても魅力的です。いろんな建物、いろんなお店、電車、船、バイクにトラック。窓の向こうにはリアルな世界が広がっています。子どもたちは、いろんな物を見ています。見たがっています。お店の看板の文字、車の色、信号、踏切、自然と覚え、学ぶものも多くあります。そんな車内の環境が今は、シアタールームとなりつつあります。安全のためチャイルドシートに固定された身体は、あまり左右に動かすことは出来ません。そして目の前に好きなDVDが再生されれば、景色などを見る時間はありません。見たいとも思いません。外で何が起ころうと映像に集中します。
チャイルドシート・ジュニアシートに座って安全を確保しなければならない年齢くらいまでは、窓の外で移り行くいろんな景色に一喜一憂するという経験もさせてあげてくださいね。
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小学校へバトンタッチ
2018-03-24
 昨今、保育・教育界では、就学前教育と小学校の連携、接続の話題をよく耳にします。子どもたちにとって、保育園から小学校という新しい世界へ移るということは、身体にも心にも大きな変化を要求されます。就学前の子どもたちは、感じることで成長しています。楽しいこと、嬉しいこと、驚くことなどを何度も繰り返し感じながら成長していきます。その成長のなかに、自然と記憶も育ってはいますが、記憶よりも、感じることを自ら優先して成長する時期が、就学前の乳幼児期です。対して就学後、子どもたちの成長には多くの記憶が求められるようになります。1日数科目の授業、そして宿題、テスト、成績、就学前とは大きく異なる環境が子どもたちを待っています。そのなかで、「感じる」という成長は、徐々に減少していきますが、果たしてこの必然的な転換期は、子どもたちのスムーズな発達、成長に即しているのでしょうか。保育園で共に過ごしてきた子どもたちを、卒園式で見送るとき、この数年間で、この子どもたちと「命を感じる」関わりがしっかりと持てたのかと自問します。「いのちの大切さを知り、自分のいのちも他のいのちも大切にする」当園の保育目標にもありますが、命とは、この社会、世界で、もっとも重く、もっとも尊いものです。就学前6年間の保育園生活に於いても、虫や生き物などを大切にするという話は、頻繁にしています。園庭で、蟻の行列をみる、蝉を捕まえる、蝶を追いかける、園内では絵本や紙芝居を通して毎日のように、命の大切さを伝えています。しかし、実際、命の大切さを就学前の園児に対して、強く心に響かせるということには限界を感じるのも悔しい現実です。この保育園の思いをしっかりと小学校に受け継いでいただくことも、重要な連携の一つだと感じます。自殺の低年齢化が、大きな社会問題となっていますが、心の成長を理解し、ゆとりのある環境設定、そして「命を感じる」ことにも重きを置いた初等教育の再構築こそ、数々の諸問題(人口減少、少子高齢化、人工知能AIとの共存)のなか、心豊かに、愛を持った一人の人を育てるために必要なのではないでしょうか。教育制度が大きく変わろうとしている今、小学1年生というデリケートな転換期に「命の尊さ」、そして「自分は愛されている」という思いを、しっかりと感じることの出来る環境を整えることも、決して不可能ではないと思います。小学校入学が、最も大切な「子どもたちの第一歩」であることを忘れた教育改革では、未来を豊かにすることは困難です。保育、教育とは個人の為だけではなく、みんなの未来をつくっていること、そして子どもたちの幸せは、必ずみんなの幸せに繋がっていくことを我々大人は忘れてはいけません。
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安心♪
2018-03-15
 子どもたちの安心、それはお母さんお父さんの身体に触れているときです。それではお母さんお父さんの安心はどうでしょう。それも実は子どもの身体に触れているときなのです。親子は安心を共有しています。親も子どもから、心の安らぎをもらっているのです。子育てとは、親から子どもへの一方通行ではなく、親も子どもから大切なものを沢山もらっています。何かに疲れたとき、子どもにそっと寄り添ってみてください。子どもは、何も言わずあなたを受け入れ、そして優しい笑顔であなたを受け止めてくれますよ♪子どもは無条件であなたを愛してくれています。あなたもその愛に無条件で応えてあげてくださいね♪
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何してるの?
2018-02-20
子どもたちが夢中になって取り組んでいることを、大人が見ると「何してるの?」と思うことが多くあります。それは、我々大人が、その行動の意味、目的を理解していないからです。大人は生活、そして人生を豊かにするため、また家族、家庭を支えるという大きな目的をもって行動しています。みんな頑張っています。お疲れ様です。しかし、その大人目線で、子どもたちの行動を分析してはいけません。子どもたちの行動の基本、それは「これからこの世界で生き抜くための力を自分で獲得するぞー!いろんなものをさがせー!見つけろー!さわってみよー!やってみようー!」なのです。見たい、聞きたい、触りたい、知りたい、子どもたちも、大人同様、しっかりと目的を持って動いていることを知ってください。そして、ゆとりある眼差しで見守ってください。子どもたちの未来のために♪
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