園長のひとりごと

自由と放任
2018-01-04

子どもは、皆、自ら学び成長する力を生まれながらに備えています。大人の役割は環境を整え、子どもの自由な意思と選択を援助することです。しかし、これは放任して何でも自由に行動させることではありません。子育てとは、子どもの人格、尊厳、感情を尊重した上に成り立っています。放任の自由は、子どもへの関わりを放棄することへつながり、人格を無視していることと同じです。大人は勤勉に子どもへ関わり、その生活のなかに発達を感じ、成長への手助けをしなければなりません。間違った自由、放任のなかから自立(自律)心を、育むことはとても難しいことです。子どもを認め、信頼からの自由と、放任の自由は全く別物ということを知って頂くだけでも、子どもの未来は変わってくると思います。

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「子どもを認める」
2017-12-13
子どもは、小さくて、力も弱く、コミュニケーションも未熟な存在であるから、大人の指示に従わせ、いろんなことを教え込む。このような思いで子どもと関わっていては、子どもだけでなく、大人も楽しく、充実した環境での生活は望めない。人と人、何事に於いても一方的であってはならない。子どもと関わるとき、まず大人は「子どもを認める」ということを心に置いてほしい。「認める」とは相手の意思、行動を尊重し、礼を尽くして関わることから始まる。その後、自らも認められることで、信頼し合える良き人間関係が生まれる。大人の社会で「認める」「信頼し合う」ことは必要不可欠であるが、これは相手が子どもでも、まったく変わることはない。子どもを認め、思いを尊重し、一方的に未熟な存在とせず、行動を見守り、言葉を選び、語り掛け、そして言葉を真剣に受け止める。目の前に困難があれば共に乗り越える。幼き日から継続する「認められている」という思いは、内にも外にも心を豊かに成長させ、やがては大きな力の源となる。大人と子ども、お互いに認め、信頼し合える関係が生まれたとき、現在から未来へ向けて、真に充実した環境での生活が幕を開ける。
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