園長のひとりごと

何してるの?
2018-02-20
子どもたちが夢中になって取り組んでいることを、大人が見ると「何してるの?」と思うことが多くあります。それは、我々大人が、その行動の意味、目的を理解していないからです。大人は生活、そして人生を豊かにするため、また家族、家庭を支えるという大きな目的をもって行動しています。みんな頑張っています。お疲れ様です。しかし、その大人目線で、子どもたちの行動を分析してはいけません。子どもたちの行動の基本、それは「これからこの世界で生き抜くための力を自分で獲得するぞー!いろんなものをさがせー!見つけろー!さわってみよー!やってみようー!」なのです。見たい、聞きたい、触りたい、知りたい、子どもたちも、大人同様、しっかりと目的を持って動いていることを知ってください。そして、ゆとりある眼差しで見守ってください。子どもたちの未来のために♪
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ありがとう♪
2018-02-02
「ありがとう」の一言が子どもたちに自信を授けます。誕生から数年が過ぎるころ、今日までの大人の行動をしっかりと見て、覚えている子どもたちは、自分でも大人の行動を真似てみたくなります。ティッシュをつまんで持って来たり、食器を運んでくれたり、時には携帯電話が鳴ると呼び出し音のする場所を丁寧に探して、急いで持って来てくれたりもします。しかしティッシュは半分にちぎれ、お皿からは汁がこぼれ、嬉しそうに走ったあげく、途中で転げて携帯電話は床にダイビングします。嫌な予感通りの結末です。しかし、ここで子どもに掛ける言葉、それはにっこり笑顔で「ありがとう」です。理屈は要りません。「ありがとう」の一言でいいのです。そして可能であれば、抱きしめてあげてください。汚れて嫌、壊れて嫌、そんなことより本当に価値のあるものをしっかりと抱きしめてください。自分の行動を認めてもらえたという思いは、すぐに自信へとつながります。そして時を待たずに様々なことに挑戦し、喜ばれることに喜びを見出します。
「ありがとう」の一言は、子どもたちに自信という素晴らしい魔法をかけてくれる大切な言葉です。
簡単な魔法ですので、今日から試してみてくださいね♪
 
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言語に対する理解と実践
2018-01-19
言語とは、人間だけが持っている特許的能力である。言語は、生まれた場所によって母語が異なるように、環境からの影響を多大に受ける性質をもっている。
言い換えれば環境の有無によっては、発達が大きく異なる能力なのだ。言語能力の習得は、環境を整えて待っていては手遅れになる。ましてや、出現を待っているだけでは現れない。言語の力は、親(大人)と協力して、自ら掴み取るものである。
胎児の時、すでに聞くことが始まっており、生後の親との関わり方、日常の会話、適切な環境、教育が言語の力を養っていく。大人は生後からのコミュニケーション、言語を中心とした、密な関わりを積極的に行う必要がある。それが将来、想像力、社交性、外向性、協調、自信、コミュニケーション能力等、脳のあらゆる分野に大きな影響を与える力を持っていることも知らなればならい。決して会話の出来る年齢到達を待ってはいけない。言語とは、知性そのものであり、全ての能力は言語から始まっているといっても過言ではない。人間が人間としてここまで進化を続けられた背景には、言語能力の習得熟練、そしてコミュニケーションが必要不可欠な要素である。言語能力の向上こそが、脳を肥大化させ、すべての知性の土台となっている。言語教育(絵本・話し掛け語り掛け・会話)に早すぎるということはない。
 
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いやいやいや♪
2018-01-12
起きてから寝るまで返事はすべていやいやいや。子育て初期にこんな日はやってきます。何を言ってもいや、起きるのも、ご飯を食べるのも、着替えるのも、保育園に行くのもいや。お迎えに行っても当然いや。寝るまでいやは続きます。でもこのいやは我々大人が使う『嫌』とは少し意味が違います。
1、2才の子どもたちの言ういやは、自分の存在をアピールするために使っているのです。言葉によるコミュニケーションが充分でない子どもたち「お父様お母様の言われることは、正しいとは思いますが、どこかで、いや~と言わないと、わたしをアピールできないの」大人の社会でも「はい」だけでは自分をアピール出来ません。子どもたちのいやいやいやは、本当に嫌なのではありません。子どもたちは「わたしわたしわたし」と我々に自分の存在を示しているのです。子どもたちの目を見てください『これからも少しの間、「いやいやいや」って言うけれど「わたしわたしわたし」のこと「嫌」になったりしないでね』こう聞こえてきませんか?
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自由と放任
2018-01-04

子どもは、皆、自ら学び成長する力を生まれながらに備えています。大人の役割は環境を整え、子どもの自由な意思と選択を援助することです。しかし、これは放任して何でも自由に行動させることではありません。子育てとは、子どもの人格、尊厳、感情を尊重した上に成り立っています。放任の自由は、子どもへの関わりを放棄することへつながり、人格を無視していることと同じです。大人は勤勉に子どもへ関わり、その生活のなかに発達を感じ、成長への手助けをしなければなりません。間違った自由、放任のなかから自立(自律)心を、育むことはとても難しいことです。子どもを認め、信頼からの自由と、放任の自由は全く別物ということを知って頂くだけでも、子どもの未来は変わってくると思います。

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